「働きたいけど、何からはじめよう・・・」
「障害者雇用のこと、だれに相談しよう・・・」
「毎朝、同じ時間に会社に行けるか不安だな・・・」
そんな悩みがあるあなた!『就労移行支援』を知っていますか?
『就労移行支援』とは、就労に向けた学校のようなもの
『就労移行支援』って何ですか?
障害を持った方が就労を目指すときに通える学校のようなものです。
就労移行支援とは、国の法律(障害者総合支援法)で定められた
障害福祉サービスの一つです。
一般企業への就職を目指す障害をお持ちの方が
就職後に必要なスキルの習得を目指し
毎日のプログラムや実習に参加します。
事業所にいる支援員はパソコン操作など技術的な指導や、
就職試験に向けた面接練習をします。
定期面談の実施により生活習慣の見直しや
精神面のサポートも行います。
自己負担0円で通うことができます
生活保護を受けている方や
非課税の方は自己負担0円で通えます。
詳しくはこちら↓
就労移行支援事業所の運営を行う会社は、
株式会社やNPO法人など様々ですが、
すべて厚生労働省の認可を受けています。
そのため、利用料金や利用できる年齢、
通所期間に関してなどのルールは
全ての就労移行で同じです。
ただし、講座の内容や支援方法については
各事業所によってそれぞれ個性があります。
例えば、パソコンのスキルを高めることに特化していたり、
在宅での訓練を積極的に取り入れていたり、
昼食のサービスを受けられる事業所もあります。
就労移行支援で、できることTOP3
こんなお悩みはありませんか?
- 自分の適職が分からない
- 面接の経験がないので不安
- いつも長続きせずに辞めてしまう
そんなあなたには、就労移行支援がおすすめです!
できること①:自分の適職が分かる
自己理解を深める講座への参加を通して、
自分の性格や得意不得意を知ることが第一歩です。
また障害特性を理解することで、
自分に合う職種や職場環境のヒントが見つかります。
逆に、自分にとってストレスになる
避けるべきポイントを知ることも大切です。
できること②:面接の練習ができる
支援員との面接練習ができます。
過去の面接で質問された内容を教えてもらい、
自分の答えを準備しておくと
心に余裕も生まれてきます。
また、障害者雇用での求人の場合、
面接に支援員が同行することもあります。
自分をよく知る支援員が同行してくれるのは
心強いものですね。
できること③:就職後のフォローが受けられる
過去の職場が続かなかった理由を
理解することが大切です。
そのために支援員との面談が役立ちます。
支援員はプロとして、あなた自身の課題だけではなく、
職場の環境や人間関係、仕事内容の選定など
いろいろな角度からアドバイスができます。
まずは見学、体験にいってみよう!
見学にいったら、そのまま通所しないと失礼ですか?
全然、失礼なことではありませんよ!
私が支援員をしていた事業所でも、
見学に来られた方は
だいたい他の事業所を2~3か所ほど
同時に検討されていました。
他の事業所の話をされても、支援員はまったく気にしていません。
就労移行は、ひとつではありません。
ぜひ、複数の事業所へ行ってみましょう。
ひとりで見学に行って、ちゃんと相談できるかな。。
信頼のできる人と一緒に相談、見学に行けますよ!
ご家族や他の支援機関の担当者と
来訪することも可能です。
また、断りの連絡を入れるのが苦手な方も
多いと思います。
そのときは、家族から連絡してもらうとか、
事前に「今月中に連絡しなければ、
通所の意思がないと思ってください」と
伝えておくなど、
負担が少ない方法で対応しましょう。
断っているのに無理な勧誘をしてくるような、
支援とは程遠い対応をしてくる事業所は
まずありません。
相談や見学の申し入れからはじめてみましょう。
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